防寒用ハンドルカバー(BMW R1200S)

寒い季節を迎えるので、防寒用の手袋にするかハンドルカバーにするか考えていたが、たまたま、バイク用品店を覗いたら、ハンドルカバーが数種類おいてあったので購入した。出来るだけ色とデザイン&防寒機能を考えて、素材はネオプレーのものがあったので、雨に降られても少しは大丈夫と考えた。

実は、足代わりに使っているスクーターにはビール製の物を付けてあり、長距離使用しないので素手で使用しても問題なかった経験も購入に後押しとなった。

BMWのオーナーの人の多くは、ABS&グリップ・ヒター付きが多いが、R1200Sなので、なるたけ、シンプルイズ・ベストという考えがある。とは言え矛盾しているがETCは付いている。

早速、取り付けを試みたが何しろ汎用品であるので、完全にBMWにフィットする様にはできていない。
ご存じのように、ウインカーSWは左右のハンドルバーについていて、右側にはウインカーキャンセルSWがあり、キルSWは、バーの真上についているので、キルSWを含めてカバー内につけるのをやめた。
取り付けは、靴ひも見たいので結わくわけである。

早速、試運転ということで当日だけ天気予報が晴れなので高速を目指して走り出した。見た目もまあまあであり、操作性もそれほど悪くないので正解だったかなと思いながら、東名に入り大阪方面に向かって走った。

街での速度域では、各SWの操作性も慣れの問題でそれほどまごつかなかった。
東名に入り、速度を上げながら加速したらいつもの加速感と違うのである。原因は、カバーが風圧で押されF:ブレーキレバーを押してしまい、ブレーキがかかってしまうのである。風圧のことをすっかり忘れていた。昔、RZV500でもそのような経験を思い出した。その時は、ハンドルカバーなどなく、単にブレーキレバーが風圧で押されブレーキがかかってしまう。

カバーの中で人差し指と中指で内側か押していれば問題ないが、長い時間走るのには向かない。なかなかうまくゆかないものだ。勿論、速度域の問題でもある。
また、風圧によってずれてくので、この辺も見直す余地があるが、三桁以下の速度では問題ないと思う。


当日は気温も割と高かったので、サービスエリアにて取り外したが、さて収納場所がない。R1200Sのシート下は、書類が入るスペースしかなく。また、テールカウルも同様である。昔購入したBMWのジャンパーの背中にカンガルーみたいに、チヤック付きの物入れがあるのでそこにしまい。普通の皮手袋で帰路に就いた。

御殿場から入ってきた、隼と遊びながら走ってきて、正確ではないが満タン法で約21KM/L走った。
ハイオク仕様であるが、排気量から考えると燃費は良い方だと思う。燃費を考えながら走ればもう少し伸びるようだ。