BMW K100RSトップ・ケース取り付け&E/Gオイル交換。

欠品していた、モノラック・ベースがやっと入荷したので、GIVIのトップ・ケースを取り付ける作業にかかった。
リヤ・カウルに6.5φの穴を4箇所開けなければならないが、最初から6.5mmドリルの刃で開けるのは、危険なので2.5mm、4.5mm、6.5mmと順番に刃を替えて行った。穴の位置決が肝なので、慎重に寸法を下書きし中心をポンチできめた。次は、トップ・ケースにバックレストを同じように穴を開けて取り付けるのだが、親切に位置決めの型紙が付属でついていたので、割合簡単にできた。以前、ヤマハのVOXのリヤ・キャリヤをつけるときとは、大仕事で大変でうんでの差であった。次に、エンジン・オイル&フィルター交換の作業に入った。フィルターはカートリッジ式であるが、むき出しでなく、きちんと蓋の中におさまる構造である。前に所有していた、メルセデス・ベンツW124 1995年E500のリミテッド・エディション(世界500台)見たく、このK100RSも、似たような設計哲学が見て取れる。多分この蓋は万が一フィルターからなんだかの原因で、オイルが漏れたとしても、外部に漏れなく、エンジンの保護や、オイルが飛散してリヤタイヤには付かないだろう。さすがだと思う。
最近では、コストダウンとエンジンのコンパクト化や設計の自由度でほとんどのフィルターはカートリッジ方式で、蓋などはない。エンジンオイルはニューテックの“ZZ−02”100%化学合成油10W45を使用した。エンジン・オイルを入れ替えてからのエンジンのメカニカルノイズは格段に小さくなりまた、エンジンの回転上昇も軽くなった。アンダー・カウルの裏側のエキパイの箇所が、熱で塗装が劣化していたので、気は心ということでアルミ・テープで補修した。アンダー・カウル取り付けのワッシャーは、今ではほとんど見られないベークライトである。これは熱に強い。R1100RSフル・カバー車も同じようにエキパイ箇所のカウルが熱でやられる。これで懸案だった、トップケースが付いたので何とかゴールデン・ウイークには役が立てそうである。今回は時間切れになったので次回、トランスミッション&ディファレンシャルオイル交換となった。