セルでエンジンがかからない!

リード50の女性のお客さんから、セルでエンジンがかからないとの連絡が有り引き上げに行った。現地で多分、キックではかかると思い数回元気よくキックしたらかかったので少しほっとした。お客さんは、キックでうまくかけられないので、セルでかかるようにして欲しいとのことであった。店のバイク・リフトに上げ、エンジンをかけ、発電機が機能しているかどうか、調べたら問題なく12V以上の電圧の発生を確認できたので、バッテリー交換することにした。
以前、外国製のバッテリーを試しに購入して、同じ型式の国産バッテリーと重さを測ったら、100g位外国製のバッテリーの方が、軽かった。鉛蓄電池なので鉛の量で性能が変わる。当然鉛の量が少なければ、寿命などの性能も劣る。
中国のことわざに、“高いものを買う人、一回泣く”と言うのがある。どの分野でも、安くて良いものはないみたいだ・・・・
心配だったので、エアークリナーエレメントも点検し少し吹き返しのせいかオイルが多かったので吸い取り組み付けた。スパーク・プラグも黒かったので交換し、キャブのパイロット・エアースクリューを調整し直した。
お客さんには、出来るだけ長い距離を走る方が、バッテリーに充電が出来る旨お話し、引き渡した。メデタシ・メデタシ。