BMW S1000RR

走行距離1000km超えのBMW S1000RRが手に入ったが、天候不順や台風で乗る時間が取れなかった。その間に、ベビー・フェースのバック・ステップキット(逆チエン)を取り付けた。まだ、走っていないので取り合えずノーマルの位置に近いとこにセット・アップした。

エンジンをかけるとメカニカル・ノイズが大きがこれは、エンジンのカバー類やオイルパンは全てマグネシュムでありボルト類はアルミ製(再利用不可)なので納得お金がかかっています、軽量化ににも貢献している。

9月4日の日曜日に茂木の“もて耐”に知人が出場するので、午前中お客さんがバイクを取りに来るので、午後から出掛けたが、途中で雲行きが怪しくなったので、サービスエリアの屋根のある駐輪場に入れたとたん、豪雨になりそこでやむまで時間をつぶしていたら、水戸のインターを出たらゴール時間を過ぎてしまっていたので、茂木に行かず帰路に就いた。

帰りに、すこしエンジンを回したら1万回転んで、エンジンりミッターが効いてしまった。エンジンマネージメントは、レース仕様にしてあるのだが・・・

帰ってデーラーに問い合わせたら、初めの1000kmは馴らしのため、エンジンリミッターがセットされているとのことであった。(後日解除しついでに193PSを絞りだせるコーディングユニットを取りつけた)。

エンジンモードは、レイン、スポーツ、レース、スリックである。レインモードばかりで走っていると、バルブ・タイミングなどが影響してエンジンにはあまりよくない。雨天の時は、自分んでアクセルをコントロールした方が良いと思う。
当然、各モードでも、ABS&トラクション・コントロールは生きている。

日本仕様(156PS)、ヨーロッパ仕様は(193PS)であるが、エンジン&トランスミッションは同じである。
サスペンションのセットは、取扱い説明書によれば体重85Kgである。私は65kg位。

走行フィーリングは、がっちりした感覚で全てにおいて遊びが無い感じである。前に所有していたレーシングバイクのCBR600RR同等かそれ以上な感じであった。

フロント・ブレーキも初期から制動が立ち上がり非常にコントロールしやすかった。この手のバイクのときは、あまりリヤブレーキは使わない。

久しぶりに、天候が回復したので環8〜第3京浜〜セイショウ〜椿ラインで箱根まで足を延ばした。
椿ラインの道路は、台風の影響で道の両脇には枯葉や木くずなどがかなり多く、また、所々山側から谷川に道路を横断して水が流れていた。

路面状況を見ながら、ハンドリングの調子を見ながら走行した。コーナーに入るフロントの感じはとてもすなをに入れ、自分の思う所にバイクを向けられる。

シフト・チエンジはアクセルを開けたまま、クラッチを切らずずシフト・アプできる。最初は、慣れなかったが慣れてくると、通常のギヤ・チエンジよりも数段早く加速が途切れない。病みつきになるし街乗りでも使えるが、これになれると、通常のバイクに乗るとき間違えないようにしなければならない。

シフト・ダウンの時のダブル・クラッチ(アクセルの空ぶかし)にも、瞬時に回転が付いてくので楽しくなる。標準装備で日本製(F.C.C.)スリッパー・クラッチが装備されている。
大観山の駐車場で、偶然“クシタニ”の鈴木さん一行に逢った。鈴木さんのBMWR100RSは50万キロ走っているし、自分なりに手を加えてある。

フロントはインチ落としてあるし、車高も前後落としてある。圧巻はエンジン・オイル熱を利用したグリップ・ヒーターである。バーハンドルにオイルパンから行きと帰りのオイル・ラインがあり、当然、夏場は使用しないのでコックが付いている。オイルクーラーも大型のが付いていて、サーモ・スタットの温度設定も変更してあるので夏熱くない。

私も、ここまでやっているBMW R100RSは見たことがないし、走行距離も同様である。
これを見ると、BMWの耐久力に関心する。

S1000RRを見ると、これだけの性能と装備が付き、ヨーロッパなどの耐久レースの成績や、スパー・ストックレースでの常勝等で、このクラスの国産バイクと比べると安いと思う。国産車も、これ以上のバイクを作って貰いたいと思う。
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