BMW K1200S

K1200Sの試乗!

このバイクは、K100,K1,K1100の系列の縦置き1200、4気筒4バルブ水冷(液冷)・フューエル・インジェクション6速、シャフトドライブ車である。以前に走りこんだことがあるので近場での試乗となった。

朝は、かなり冷え込んでいたがさすがF1でセル1発でエンジンが掛かり、水温計が上がってから走り出した。
低位重心が手に取るように分かり、またギヤシフトもスコン・スコンとBMWらしく小気味よくシフトができる。低速トルクも十分に有る。市街地では3速位でスムースに走る。ひとたびアクセルを開けると吸気音と共にトルク感のある加速になる。

この辺のところはS1000RRみたいなエンジン回転の加速とは異なる。多分精神的にゆとりがもてると思う。
バイクの操縦安定性も確かで、ツーリングや市街地でも低速からトルクが出ているので楽である。(MAX 117NM/6750rpm。
130hp/8750rpm)。さすがに4気筒なので、低速でもぎくしゃくした走りにはならない。


また、BMWの特徴でセンタースタンドをかけるときも、スタンド取り付け位置が良くアシストバー(K75Sは折りたたみ式)を掴んで楽にかけられる。

サイド・スタンド使用時もエンジン始動は出来る!
フートレストプレートやハンドルバーも調整できる。昔の日本車もあったが今はほとんど見かけない。
燃料消費は90km/hで約20km/Lである。ガソリンタンクは21L入るので足が長い。

新しいBMWの4気筒車は日本車と同じ横置き4気筒であるが、縦置き4気筒も捨てがたい魅力があると思う!

在庫等はGOO-Bikeに掲載中。