BMW R1100RS フロント・フォークOH!

46,100km走行のBMWのF・フォークからのオイル漏れでOHすることになった。フェンダー等を外し、キャリパーを外し、フォーク2本を外す。何時も思うがBMWのセンター・スタンドは絶妙な位置に設計されているので、国産バイクみたに、フロント・スタンドを付けなくても前輪は外せる。

整備しやすいのも性能の内だが、一般の国産バイクはそのような設計思想は紀薄である。
このBMWのFフォークにはスプリングは無く、オイルだけである。ただ、インナーフォークを抜くときは、長い距離が必要である。

また、国産車みたくアウターチューブとインナーチュウーブを左右に引っ張ればオイルシールが取れると言うわけにはゆかない。錆で膨れ上がって固着したオイルシールを取り外すのは一苦労である。

国産車のオイル・シールと違うのは、新品のオイルシールの内側にグリースがたっぷり付いているのである。
外した、アウターチューブ&インナーチューブ内外をシンプル・グリーンの洗剤で良く洗い。そのあと、パーツクリナー等で最後の仕上げをした。

左側の、アウター・チューブのオイルシールが収まるとこに傷があったので、修正した。また、折角新しいオイルシールを取り付けて、OHするのでニューテックのオイル・シーリングをフォーク・オイルに80度ぐらいに温めて混ぜて使用した。多少、オイルシールがやれてきても、オイル漏れは防げるだろう。

エンジン・オイル交換には気お使うが、Fフォークのオイルも定期的に交換したいものである。
また、Fフォークの突き出しが違っていたので、正規に戻した。

試運転で、数キロ走行したが全て快調でありまた、数万キロはOKだろう!