CBR600RR(レース・バイク)整備

長い間店の片隅に、置いてあったCBR600RRの整備をすることにした。とは言っても特別な整備でなくごく普通の整備であるが、サーキットを高速で走るので、オイル漏れ防止やボルト類のワイヤー・リングは絶対条件である。

前に履いていた、タイヤはかなり古くバトラックス・BT002F RACING TYPE3である。見た目は、それほど、走っていないのでまだ使えそうだが、今回、ピレーリ・ディアブロ スーパーコルサ RACING フロント・ソフト、リヤ ミディアムとした。
このタイヤは、世界スパーバイク選手権“SBK”直系のコンパウンドを採用しているそうである。ウォーム・アップの時間が早く、高い耐久性も兼ね備えていると言う触れ込みである。

これで、こけてもタイヤのせいには出来ない。エンジン関係は、オイル・フィルター交換、オイルはニューテックNC−50 エスター(10W50)。ブレーキ・フールドはSPRに交換し、バッテリーも新品にし、エンジンをかけ調子を見た。バイクリフトの上でのエンジン始動で調子も良いのでなんら問題がない後は、サーキットでの走行である。

このバイクは、レース用なのでギヤシフトは逆チエンジである。

以前は、NO.付き車のスズキGSX750R(逆車)公称約150馬力強、最高速度は300Km/H位だそうである。GSX750Rで茂木のフル・コースの走行タイムとCBR600RR(約115馬力)で走った場合、数周しているうちに、同じタイムが出た。これは腕の問題ででなく、明らかに、早く走るためのレース用バイクと量産バイクの差だと思う。

これで、今年は何回か楽しみながらサーキットを走る予定で有る。