バリオスーⅠ フロント・フォーク・:OH


F・フォークからのオイル漏で、ブレーキ・キャリパーまでオイルが飛散していたので、OHすることになった。
センター・スタンドがないのでメインテナンス・スタンドを前後に掛けないと、作業がやりずらいし危険である。
このバイクは、セパ・ハンが付いているので少しめんどくさい。外したハンドルやキャリパーはは紐で、落ちないように吊っておく。アッパー・ブラケット、アンダーブラケット、キャリパー、F・アクスル、スピードメターワイヤー等外し、左右のフォークを取り出し、分解する。ダスト・シール、スナップリング、オイルシールを外し中のオイル、部品を取り出す。案の定オイルは劣化している。
各部品を、洗浄油で洗い最後にパーツクリーナーで洗浄しておく。
オイルシールは、フォークオイルに浸しなじませておく。今回は、スライド・メタル等などは傷んでなかったので、そのまま使用することにした。

洗浄した、部品を組み付けてオイル・シールを挿入するがオイルシールのリップ部分を傷つつけないように、薄いビニール等でカバーした上から挿入し、専用工具で定位置まで入れる。リップ部分に傷をつけたりしたら意味がなくなるので注意したい。
オイルは#10で368cc+−2である。油面140+−2。

各部品を取り付けて、完成である。エンジン・オイルは気にして交換するが、フォークオイルも同様に劣化するし、油量が少ないので、2000kmも走れば劣化するので交換したいが、先送りしても10000km〜15000km位で交換すれば動きが違う。