キャブレター分解清掃







KSR-Ⅱがエンジンがかからないので、点検したらスパーク・プラグがぬれていたので、パーツクリナーで清掃し、火花が出るかどうか確認したら、火花は出るのでいよいよ、キャブレターかなと言うことで、キャブレターを脱着分解清掃することになった。
誰かが、キャブレターは穴の芸術とか言っていたことを思い出しながら、作業にかかった。全て外せる物は外し、キャブレタークリナーでジェット類を清掃し、ボデー本体に開いている穴も同様に、クリナーとエアーで清掃した。正規のスロー・ジェットは    1・1/2戻しであるが、これがずれていた。その他は、思っていたより綺麗であった。
また、フロートも穴明きなども無く、ガソリンバルブも傷・段付きなどが無かったので採用することにした。これに傷などがあると、ガソリン供給を制御できなくなり、オーバー・フローなどの原因になる。

ストローク・エンジンオイルはエルフの半化学合成油MOTO 2hp ECOがお奨めである。このオイルは、ジェツト・スキーオナーご用達で有る。海等で走る場合、水の抵抗や信号などが無いのでほぼ全開走行になるのでオイルに対しての要求も高いのである。レースなどでは100%化学合成油を使う。煙の出方も少ない。

キック1発でかかり、クランク・ケース内にたまっていた生ガスを排出し、試乗に出かけた。エンジンは調子よくこの調子であれば、軽く三桁の速度は超えると思われた。
久しぶりに走らせた2ストロークは面白かった。