トリシテイー155

トりシティー155で、奥多摩周遊のツーリングに出かけた。
ご存知のように、前二輪のスクターである。LMW(Leaning Mulit wheel)
結論から言うと、前1輪のバイクやスクターと同じ操縦性で走れるし、フィーリングは非常に良い。
同じ、前2輪の海外のスクターのADIVA200に短い間試乗したことがあるが、前輪の機構が自動車と同じ機構なので、前輪にトーイン・キャンバーが付いているので、フィーリング的には出来の悪いFF車みたいである。
つまり、直線からカーブの手前でブレーキをしてカーブに入る時のフィーリングがバイクに乗りなれている人には異なったフィーリングに感じる。もちろんカーブに入ればそれなりに走って行く。バイクに乗ったことのない人が乗ればこんなもんかと思うかもしれない。

トリシティーの燃費は信じられない、150.3km走行し60.2km/Lであった。ODOは563km (国土交通省届け出値は、定値で43.4KM/L・60km/H 2名乗車)あまりのも良いので、後日同じ経路で、満タン法であるが測ることにしている。
新エンジンは、ブルーコア(BLUE CORE)エンジンである。エンジン内部の抵抗をかなり低減した結果だと思う。走行中はメーターにECOランプが点灯していて、かなりアクセルを回してゆかないとランプは消灯しない。

経路は、青梅街道→奥多摩周遊→青梅街道である。渋滞路や坂道もある。
奥多摩周に向かう途中に何回もトンネルを通るが、LEDの前照灯が点灯していても、明るさは感じにくい。
また、メータには外気温度表示が表示されるが、反応速度が遅い。たまたま、室内に駐輪していて、外に出し走行しても600mぐらいは走行しないと、外気温度にならないみたいだ。同じような気温のとこらから変化するには問題ないかもしれないが?

ブレーキ関しては、前輪にあたりが出ていなく、前ブレーキーだけかけると、硬い感じで利きが悪く感じる。試しに後ろブレーキだけ掛けるとよく効く感じになる。
試しに、後ろブレーキと前ブレーキ指をあて少し引き、前ブレーキだけ握ると、後ろブレーキ・レバーがピクピクと動く。確かABS付きであるがこの様な現象は初めてである。

前ローターを見てみたら、外周の1cm位当たっていて、その下の方は当たっていない。ローターかキャリパーか取り付け精度かわからないが新しいバイクでこの様な事は初めてである。徒然、消耗すればパッドも全部当たるだろうが、変摩耗してゆくかもしれない?

あらゆる条件を考えて、50ccも含めて、ハザード・ランプとキルSWは標準装備にしてもらいたい。155ccなので高速道路も走行できるし・・・・

シートに関しては、申し訳ないが形状が適切でなくまた・材質が固く体が前にずり落ちる。シート屋に連絡して解決を相談したが、他のユーザーからの依頼で数台改善を試みたがどれも解決に至らなかったという結果になった。とりあえず図べり止めを購入して使うことにした。
前2輪のため足が延ばせなく踏ん張れないのもあると思う。全長を長くしないと解決できないかもしれない。
2人乗りの場合、後ろの人が両側にあるグリップが握れない(鉄棒握るよう)で、つまむことしかできないので、後ろの人は、大変である。


ランクルームのLEDの照明は便利である。このクラスのスクターは生活バイク的に使う人が多いと思うので、その辺を使いやすく考えるようにしてもらいたい。